MUKU-DATA  鳥海山神代杉  
SIZE: t12mm 150×150(板柾込み)
    t7mm 100/105/120 ×450mm(柾目、追い柾)

4~5年ほど前に、能代の市場の一角が全て神代色に染まったほどに
多く出ていた鳥海山神代も、殆どの丸太を製材し終えて
今は、ポツリ、ポツリと白木の中で、数枚並ぶ程度になってしまった。
鳥海ではない、新潟の川神代の欅とか・・

きっと根元付近の丸太や短い丸太などもう最後の残りを製材されているだろう。
6尺で挽いたけど、材の傷んでいるものからの木取りなのかもしれない。

あの頃鳥海山の麓から大量に出てきた埋れ木たち
最後の最後、の部位から製材されたこれら神代杉の短材を
先日ある程度まとまった数量入手する事ができた。

貴重なこれらの材、どこかの木工所と一緒に製品にしてから販売しようか
どうしようと・・と考えていたが、
先週の土曜日の木材倉庫に少し並べておいてみた。

ご来店いただいたお客さんの中で3名の方が関心をもっていただき
お好みの杢目の材を選んで数枚持って帰られた。

・柾目を選び、木の箱を作ってもらう。
・旅館の個室入口のプレートにいいかもね
・植物が好きな方は、お気に入りの鉢に入れた植物を飾る為の敷板に
・何となく鳥海山神代杉2500年パワーを近くにおいておきたくて・・
そんなような事を話されていた。

あぁ・・そういえばそうだった。
ここは製品を販売するところではなくあくまでも素材として材木を販売する倉庫
こっちで決めて、これ作りましたも悪くはないけど
この材を何にどう使うか?は
ここへ来られるお客さん自身の自由な発想に委ねた方が
この神代杉の断片はもっと広く遠いところまで飛んでいける可能性を秘めている。
お客さん自身がどう使うかを考え完成して、はじめてそれがお客さんにとっての
本当の意味での必要な「材」(木+才(お客さん)になり物へと姿を変える。

倉庫に置いていある粗木の材木たちを見ていると
どこか刺激されると言うお客さんも多い。木が持っているパワーかと思う。
またお客さん同士が繋がっていく事も多々ある。

材木を使って何かを作ろう!と考えている面白い人たちが来ていただける事が
ここの木材倉庫の自由な空気感を作り出してくれているのかもしれない。

是非、2500年前に埋もれた神代杉の断片を手にして
その時間と質感、まだはっきりと残る杉の香りなど
五感をフル回転されて欲しい。






欅のデスクを選んでいただいた方も、鳥海山神代杉を記念にと一枚持って帰られた。
どの木目がいいかなぁ~と選ぶ姿

木材倉庫スタッフNが、若い方が服や小物を選ぶようにして
木目を選んでいる光景が新鮮だと言っていた。
そうそう、そうなの。
スケボーを持つように、板を持ち歩いて欲しいなぁ・・
うわぁオマエ黒柿孔雀もってるんだ!とか、何その杢板!と妄想したり、
身近な横にいつも木の断片があったり・・
今まで見たこと考えたことのない木の使い方って
若い人の自由な発想から出てきそうだよね。

因みに木材倉庫N、第二第四土曜日になるべく時間を作り
手伝いやコーヒーを煎れに来てくれる予定で只今準備中
材を活かしてどう使うか?
また違った角度からのお話もできるかと思っている。
今後のDEEEEEEPなNにも注目して欲しい。